今や中学校受験は特に大都市では右肩上がりに増え続け、小学校受験を考える家庭も少なくはない時代となりました。その背景には我が子にできるだけ良い環境で勉強をさせたいという親の気持ちがみられます。
また、小学校に入る前に受験を済ませておけば、後は大抵の場合、エスカレーター式で大学まで受験・偏差値といった悩みの種に煩わされることなく伸び伸びと学校生活が送れるという私立ならではのメリットが挙げられるのではないでしょうか。
しかし、まだ幼稚園に通っているような幼い子供に小学校を受験させるともなると、志望校選びから試験の日までのスケジュールなど、晴れて合格を勝ち取るまでは親がしっかりと子供に寄り添い管理する必要があります。従って親が事前にどれだけ十分な対策を取れるかが、合否を握る大きなカギとなるでしょう。
子供に合った塾選びは合格への第一歩だ!
我が子に小学校受験をさせるのは初めてだという家庭は少なくはありません。何から手を付けたらよいのかわからないというのは当たり前のことです。そんな時はまず、子供に合った塾選びから始めてみてはいかがでしょうか。
小学校を受験するための対策として幼児教育等の塾に子供を通わせることはとても有効な方法です。子供は自分と同じ年齢の他の子供が楽しみながら勉強をする姿を見て、幼いながらも受験に向けての雰囲気を感じるはずです。それに塾を通して自分だけでは得られにくいようなさまざまな情報を得ることができます。
中にはスーツはこうでなければ受からないなどといった信憑性に疑問があるような噂も入ってくるかもしれませんが、母親同士で情報を交換したり励まし合うことで受験に向かっての準備が整っていくことでしょう。
子供の気持ちを尊重した小学校選びをしよう
そうは言ってもいくら親ががんばっても、実際に小学校に通うのは子供です。ですから1番大切なことは子供自身が「この学校に通いたい。」と思えることが肝心です。そのためには志望校を子供と一緒に選ぶということは大切なことです。知名度や偏差値など、表面的な情報だけでなく、是非実際に学校行事等の見学に子供を連れて参加してみてください。
子供の目線からどの学校に通いたいかを決めさせれば、子供にとっても勉強に対する大きなモチベーションにつながるのではないでしょうか。電車やバスに乗って通学するということは、幼い子供にとっては大変なことです。
しかし、たとえ通学に時間がかかっても、幼稚園の他の子供とは違う学校になったとしても「この学校に通いたい」という希望を子供自身に持たせることは小学校受験の合格を勝ち取る重要な対策のひとつなのではないでしょうか。
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